· 

奈良・西大寺鎮守八幡神社献茶式と阪神・淡路大震災30年追悼法要

 

 

 

 

 

1月16日、西大寺鎮守社の八幡社で松村隆誉長老(管長)導師のもと僧侶・神職らが献茶式を行い、また明日1月17日で30年を迎える「阪神・淡路大震災30年」の追悼法要で行いました。

 

西大寺は、真言律宗の総本山で、天平宝宇8年(764)、称徳天皇の勅願により建立。度重なる災害で荒廃していたものを、鎌倉時代、興正菩薩叡尊(1201‐1290)が出て中興しました。叡尊は、南都の律宗が衰えるのを嘆いて西大寺を復興しました。その後、室町時代の兵火などによって多くの堂塔を失いましたが、連綿とその教えは寺宝や宗教的行事に見ることが出来ます。