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二十歳の希望を胸に…京都・三十三間堂通し矢

 

1月12日、色鮮やかな振袖や袴姿の晴れ着に身を包み、60m先の的に向かって力強く矢を放つ通し矢(全国大的大会)が、京都市東山区の蓮華王院(三十三間堂)で行われました。

起源は鎌倉時代に始まり、江戸時代にさかんになって始まったとされ、武士たちが京都蓮華王院(三十三間堂)の本堂の西側の軒下(約121m)を南から北に矢を射通す競技として射通した矢の数を競ったといいます。

今は、弓道の全国大会(大的全国大会)として二十歳になった若者たちが、日頃の練習の腕前を競いあいます。

 

「高校の時弓道を始めたのですが、弓道する限りはここに来るのが夢でした」

「親戚が石川県で被災したので、再び復興して笑顔で過ごせる毎日が戻るよう祈って一矢を放ちたいと思ってます」